【出版・AERA】AERA10月23日号の表紙には藤井聡太八冠が登場/巻頭特集は「大学の就職力」
10月16日発売のAERA 10月23日号は、前人未到の偉業を成し遂げた藤井聡太八冠について詳報します。将棋に詳しい著名人もそのすごさを様々な表現で表し、祝福しています。表紙も八冠誕生直後の報道写真です。藤井聡太八冠は、沸き上がる周囲をよそに、本人はいたって冷静です。「タイトル戦の結果はよかったんですけど、それに見合った力があるかというと、やっぱりまだまだ」と、さらなる研鑽を誓いました。師匠の杉本昌隆八段は「全冠制覇も藤井八冠にとってはゴールではありません」と言うほど、さらに大きな可能性を秘めた21歳。強さはどこにあるのか、これまでの戦いを振り返りながら、また将棋に詳しい識者の分析も交え詳報します。将棋連載「棋承転結」を持つ本誌の蓄積を生かした充実の内容です。
特集は「大学の就職力」。大学生の就職ランキングで上位となる人気110社が採用したい大学はどこなのか。2023年3月卒の大学生の就職実績を大型一覧表にし、どの企業にどの大学から多く就職しているのかを詳細に分析、大学の就職力を探ります。「マイナビ・日経2024年卒大学生就職企業人気ランキング」で、理系1位となったソニーグループは、東大と東工大からの学生が各57人と最多です。文系1位のニトリは、早稲田大が35人で最多。意外な企業と大学の組み合わせもあり、表を見ると「大学の就職力」が一目でわかります。インターンと就活はますます早期化し、スタートは「大学3年の夏」となっている実態や、地方国公立大の独自の生き残り戦略なども取材しました。
ほかにも、深刻さが増すイスラエルとパレスチナの衝突。ガザ地区で報復の連鎖が起きていますが、いま軍事衝突が起きた背景を中東問題を専門とするジャーナリストが記事にします。野球は、阪神の18年ぶりのリーグ優勝で沸きましたが、今度は38年ぶりの「日本一」に向けクライマックスシリーズがスタートします。OBの能見篤史さんが今年の阪神の強さを分析します。
読み応えある、様々な記事が詰まった一冊です。ぜひご覧ください。